データネット2020 2020年度 大学入試センター試験 自己採点集計

知らなきゃ損!? 直前センター試験対策ポイント

12月、センター試験まであと1か月。センター試験に向けて、改めてポイントを押さえていこう。

センター試験対策の重要ポイント
  1. できなかった問題の繰り返し学習でニガテをつぶす
  2. 教科や分野によって過去問と予想問題を活用する
  3. ヤマを張るのは落とし穴

1. できなかった問題の繰り返し学習でニガテをつぶす

センター試験は、教科書レベルの基礎力が重視される。どの教科にも当てはまるが、英語の文法や理社の知識問題のように、「知っていれば答えられる」問題が解けないのは致命的。多くの人が正解できる問題で失点しないようにしよう。
そのためには、「できなかった問題の繰り返し学習」が重要。何度も間違ってしまう問題はフセンなどをつけて、出題されたらすぐに解答できるレベルにまで定着することをめざそう!

2. 教科や分野によって過去問と予想問題を活用する

センター試験対策で取り組む教材として、重要になるのが過去問だ。センター試験は過去の出題傾向と類似した問題が出されることが多い。過去3年分のセンター試験の過去問については、「過去のセンター試験問題を解く」からも取り組める。
次のような悩みを持つ人は、下記を参考にしてみよう。

【お悩み】

入試直前の冬休みにセンター試験対策の勉強をしようと思っていたけど、センター試験の過去問をするか、予想問題をするか迷ってしまった。。。


【解決】

まずは過去問を解くのが正解。出題傾向をつかむには、過去問が一番の教材だ。
数年分の過去問を解き終わったら、予想問題に取り組むのがいいよ。

3. ヤマを張るのは落とし穴

入試直前期の受験生が陥りがちなのが、対策科目や分野を絞って勉強をすること。もちろん、ヤマが当たれば効率的だが、過去の先輩たちのなかには、得意だと思い、対策を怠っていた科目の出題傾向が急に変わり、大失敗してしまった例もある。

出題傾向が変わっても、対応できるようにするには、「汎用的な基礎力」を身に付けることが大切。過去問対策の慣れで得点できるようになっているケースもあるが、改めて過去の模擬試験などで自分の成績を振り返り、対策が不十分な部分がないか確認しよう。