データネット2020 2020年度 大学入試センター試験 自己採点集計

受験生必読! センター試験当日の「どうする!?」を解決!

試験本番が近づくほど、受験生の心配な気持ちは膨らんでいくもの。ただ心配なあまり、余計なプレッシャーを感じてしまうのはよくない。少しでも気が楽になるように、今回は当日までに読んでおきたい、もしものトラブルへの対処法を紹介するぞ。

Q.マズイ!試験に遅刻しそう!どうすればいい?

A.試験開始から20分までなら受験可能!

開始から20分以内なら、入室して試験を受けることができる(英語のリスニングを除く)。もし寝坊したり、乗る電車を間違えたりしても、この入室時間にさえ間に合えば一応セーフだ。なんとかして間に合わせよう。
だが、「地理歴史・公民」か「理科」を2科目受験する人は気をつけてほしい。入室時間に間に合わなかった場合、第1解答科目と第2解答科目の両方を受験できなくなってしまうぞ。
公共交通機関の事故、災害などが発生した際は、会場全体の試験時間を繰り下げることがある。前者の場合、駅などで「遅延証明書」を必ず発行してもらおう。ただし、車(自家用車、バス、タクシー)の渋滞による遅刻は認められないことが多い。特に自家用車は不利なので、なるべく避けるべきだ。
どうすればいいかわからなくなったら、受験票に記載された「問い合わせ大学」に電話連絡して、指示を仰ごう。

Q.受験票を忘れた or なくした…

A.焦らずに仮発行してもらおう!

当日早めに試験会場に行けば、「試験場本部」で仮発行してもらえる。学生証(生徒手帳)もしくは身分証明書と写真(縦4cm×横3cm)3枚が必要になるので、なくした人は事前に準備しておくように。もし本部に行く時間がなさそうなら、試験室の試験監督に直接申し出よう。

Q.筆記用具や時計を忘れた!

A.「買いに行く」のが原則

筆記用具の貸し出しを受け付けていない試験会場は多い。友達に借りるか、近くのコンビニに買いに行くのが手っ取り早いぞ。
時計も会場に設置されていないケースが多く、しかも携帯電話・スマートフォンの代用は禁止されている。最悪の場合、保護者の方に持ってきてもらうしかない。家を出る前に腕時計をする、前日からカバンの中に入れておく、予備の時計も持ち歩くなど、事前にしっかり準備しておこう。

Q.試験中に気分が悪くなったり、トイレに行きたくなったら?

A.手を挙げて退出しよう

迷わず手を挙げて、試験監督に認めてもらってから退出しよう。救済措置はないので時間をロスしてしまうが、ムリをしないことが一番だ。
「地理歴史・公民」「理科」を2科目受験する人は、あらかじめトイレを済ませておこう。第1解答科目と第2解答科目の間の10分は休み時間ではないからだ。

Q.緊張しすぎてパニックになりそう!どうすればいい?

A.早めの行動で気持ちに余裕を!試験中は深呼吸!

受験日の当日も、「早めに行動する」ことが大切。早い時間に、万全の状態で試験会場に向かえれば、気持ちにも余裕が生まれる。それでも試験中、問題がわからずに頭が真っ白になってしまうこともあるかもしれない。そんな時のために、深呼吸をする、お守りに手をあてる、「周りもこの問題は解けない」と信じるなど、自分なりの対処法を考えておくといいだろう。

今回紹介したトラブルは、事前に少し気をつけるだけで防げるものばかりだ。最高のコンディションで受験するために、入念に準備をしておこう。