先輩からの入試直前アドバイス
入試が近づくと気になるのが、昨年、先輩たちが実際にどんな気持ちで、具体的に何の準備をしていたのか。先輩たちの行動を知ることで、受験前の不安な気持ちもラクになる。
センター試験 あと5点アップの得点テクニック
前回の記事で、自分の得点が伸ばせそうなテクニックを見つけられただろうか。今回は、マーク形式特有の得点アップテクニックを紹介するよ。
ついやってしまうマークミスあるある
- 気づいたら問題番号と解答欄の番号がずれていた
- あとで解こうと思って空欄にしたマークの解答欄が見つからない
- マークしたはずなのに得点になっていない
このようなミスを減らせば、確実に得点アップに直結するはずだ。どのようにすればミスを減らすことができるのか、先輩たちのアドバイスを参考にしてみよう。
10問おきに解答番号と解答欄をチェック! 正しくマークしているか見直す時間を作ろう
マークミスを防ぐ基本的な方法は、見直しだ。ただし、問題を解くことに一生懸命になってしまい、見直しをする時間がなくなってしまうことのないようにしよう。
先輩の体験記
解答用紙に書き込むとき、5問から10問に1回は、解答番号と解答欄が合っているか確かめました。
この方法を実践していたおかげで解答欄がずれていてもすぐ見直せるし、そもそもずれることはほとんどなかったです。
- マークするたびに問題用紙の対応した番号に丸をつけたかどうか確認する
- 大問単位でその都度マークが一致しているか確認する
- すべて解き終わってから、もう一度見直しする
この先輩のように、最初は数問マークするごとになど、小さい単位で見直すように心がけるのがいいだろう。慣れてくれば、大問ごとに見直すのもいいだろう。
わからなくてもいったんマーク! すべて解答することでマークずれを防ごう
「途中からマーク位置がずれていた」ことの原因の一つに、「解答がわからなかったときにマークせずに進んだ」ことが挙げられる。
先輩は次のようにしてマークミスを防いでいたようだ。
先輩の体験記
センター試験では、マークしていない問題がないようにしました。
解けない問題のマークも、ひとまず適当な数字をマークしましょう。
その代わりに適当にマークしたところも、問題用紙の方にしっかりメモしておきましょう。
わからなくてもとりあえずマークすることで、マークずれを防ぐことができる。また、とりあえずマークした箇所も、時間が余ったときに再度取り組んでみることで、正しい解答を導ける可能性がある。
解答に詰まった際も、いったんマークをして次に進むようにしよう。効率よく解答を進めるうえでも、「とりあえずマークする」ことは効果的だ。
マークしたつもりがノーマークの状態に!? 「塗りつぶし」と「消す」は丁寧に行おう
「答えは合っていたはずなのに得点になっていない…」という経験があるならば、マークの塗りつぶしがきちんとされていたかを疑おう。
マーク欄からはみ出していたり、塗りつぶしが薄かったりすると、マークされていないと判断されて、得点にならない可能性も。また、解答中にマークしたものを消す場合、誤って他のマークも消してしまう場合がある。マークするときだけでなく、消す場合も注意しよう。
5点アップポイントのまとめ
- 正しくマークしているか見直す時間を作る
- すべて解答することでマークずれを防ぐ
- 「塗りつぶし」と「消す」は丁寧に行う