データネット2021 2021年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

知らなきゃ損!? 共通テスト直前対策ポイント

大学入学共通テスト(以下、共通テスト)まであと2か月ほどに迫った。共通テストに向けて、改めてポイントを押さえていこう。

共通テスト対策の重要ポイント
  1. できなかった問題の繰り返し学習でニガテをつぶす
  2. 教科や分野によって過去問と予想問題を活用する
  3. ヤマを張るのは落とし穴

1. できなかった問題の繰り返し学習でニガテをつぶす

共通テストは、教科書レベルの基礎力が重視される。どの教科にも当てはまるが、英語の文法や理社の知識問題のように、「知っていれば答えられる」問題が解けないのは致命的。多くの人が正解できる問題で失点しないようにしよう。
そのためには、「できなかった問題の繰り返し学習」が重要。何度も間違ってしまう問題は付せんなどをつけて、出題されたらすぐに解答できるレベルにまで定着することをめざそう!

2. 教科や分野によって過去問と予想問題を活用する

共通テスト対策で取り組む教材として有効なものに、センター試験の過去問がある。共通テストの予行練習として本番さながらに取り組み、できなかった問題は解き直して実力をつけていこう。過去3年分のセンター試験の過去問については、「過去のセンター試験問題を解く」からも取り組める。
次のような悩みを持つ人は、下記を参考にしてみよう。

【お悩み】

入試直前の冬休みに共通テスト対策の勉強をしようと思っていたけど、センター試験の過去問をするか、共通テストの予想問題をするか迷ってしまった。。。


【解決】

センター試験の過去問を解いて、現時点での実力を確認しよう。自己採点の練習という意味でも、過去問演習は有効だ。同時に、共通テストの予想問題や模擬試験に取り組み、新しい傾向の問題にも対応できるようにしておこう。

3. ヤマを張るのは落とし穴

入試直前期の受験生が陥りがちなのが、対策科目や分野を絞って勉強をすること。もちろん、ヤマが当たれば効率的だが、2021年度は共通テスト初年度ということもあり、出題傾向はつかみにくい。だからこそ、どんな事態にも対応できるようにするには、「汎用的な基礎力」を身につけることが大切になってくる。改めて過去の模擬試験などで自分の成績を振り返り、対策が不十分な部分がないか確認しよう。