志望大合格に向けて準備する
志望大合格に向けて、これから何をすればいいか確認しておこう!
個別試験の出願に向けて
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)が終わったら、今度は個別学力検査(以下、個別試験)です。次の試験にむけて気持ちを切り替えていきましょう。ここでは、個別試験出願にむけてのポイントをまとめています。
ポイント<その1>
全国平均点の変動などを踏まえて、自分の共通テストの結果を冷静に分析する
共通テストの全国平均点が変動すれば、各大学の目標点も変動します。目標点に届いているかどうかは、今年の基準、今年の判定で冷静に分析することが大切です。データネット2022サイトで、今年度の共通テストの結果や受験生の動向を確認しましょう。
【今年度の共通テストの特徴】
今年度の共通テストの5教科予想平均点は、5教科8科目文系で508点(対昨年-44点)、5教科7科目理系で513点(対昨年-59点)と、文系・理系ともにダウンしています。必ず今年度の目標点を確認して出願を検討しましょう。
共通テストの詳しい情報を確認する。
ポイント<その2>
一つひとつ観点を整理しながら出願校を検討する
出願校を検討する時の観点を以下にまとめています。後悔しないために大事なことは、検討の観点に漏れがないようにすることと、自分の優先順位をはっきりさせることです。
【出願校検討の観点】
□新型コロナウイルス感染症対策に伴う入試変更がないかを確認する。
□自分の共通テストの得点と志望校の目標点との差を確認し、想定していた通りの出願をするかどうか決める。
想定していた出願校からの変更を検討する場合
□「学部系統」、「地域」、「設置区分(国公立大や私立大など)」、「その他(保護者の意向等)」について条件を書き出し、優先順位を確認する。
□共通テストと個別試験の配点比率(個別試験での逆転の可能性)を確認する。
□個別試験との相性(得意・不得意科目、入試問題との相性)を確認する。
出願校を決定するにあたって
□大学が課す入試科目を、自分が共通テストで受験した科目でカバーできているかを確認する。
□2段階選抜が予告されている場合は、2段階選抜の1次通過ライン(予測)を確認する。
⇒データネット2022サイト内「判定基準>合格可能性判定基準」
□受験費用(受験料や交通費、大学合格後に必要となる費用等)について確認する。
出願校が決まったら
□各大学のホームページで、出願締切日や試験日、合格発表日、入学手続き締切日等の入試スケジュールを整理して確認する。
ポイント<その3>
残された時間を有効に使って、志望大合格を目指す
出願校が決まったら、あとは合格を目指して努力するのみです。しかし、残された時間は少ないので、時間を有効に使うことを意識しましょう。
【志望大合格を目指して】
□学力は最後まで伸びる
学力は最後まで伸び続けます。しかし、そのためには気持ちを切らさないことが必要です。共通テストの結果は志望大合格の通過点に過ぎません。個別試験にむけて気持ちを切り替えていきましょう。
□何事も自分で確認しておく
出願書類の提出締切日や試験日、試験時間、試験会場、合格発表日等は、募集要項等を見て自分で確認しておきましょう。「つい」、「うっかり」で自分の努力を無駄にしてしまわないように、何事も自分で確認しておくことが大切です。
□体調管理に気をつける
残された時間を有効に使うためにも、体調管理に気をつけましょう。体調管理の基本は、規則正しい生活にあります。朝起きる時間、勉強を開始する時間、夜寝る時間の3点を固定することで、生活リズムが生まれます。また、適度に運動することは、受験勉強のストレス解消につながります。
□志望大の過去問を確認する
志望大の過去問を確認して、出題傾向を把握しておきましょう。