大学入学共通テスト速報

大学入学共通テストの出願も終わり、受験シーズンがいよいよ到来。そこで今回は、先日発表されたばかりの大学入学共通テストの出願状況をお届け。最終的な出願総数は、12月上旬に大学入試センターより発表予定です。

共通テスト出願速報を発表（10月８日17時）

出願総数は大幅減少、現役生中心の傾向さらに高まる

10月８日に出願が締め切られた大学入学共通テスト。その出願状況の速報値が大学入試センターより発表された。それによると出願総数は514,651人となり、昨年の同時点よりも16,266人減少した。出願総数に占める現役生の割合は8.5割を超え、現役生中心の試験になっていることがわかる。消印有効分が追加された最終的な志願者数は、12月上旬に発表される予定だ。

日程別の内訳を発表（10月14日現在）

出願速報発表から１週間後、試験日程別の出願状況が公表された。それによると、出願総数は535,244人（注：出願数は受付最終日の消印分まで含まれているため、10月８日の速報値とは一致しない）。また、受付処理が終了している531,907人のうち、１月16・17日に実施される第１日程の出願数は531,118人、１月30日・31日に実施される第２日程の出願数は789人にとどまった。

2021年度大学入学共通テストの出願状況（出願期間終了後、10月14日現在）

内訳		志願者数
受付処理が終了している出願数		531,907人
第１日程	現役生（高校卒業見込者）	447,673人
	高校卒業者等	83,445人
第２日程	現役生（高校卒業見込者）	788人
	高校卒業者等	1人

参考）センター試験の志願者数の推移

参考）センター試験の現役生の割合

10月27日までに届く「確認はがき」で受験教科の確認をしよう

大学入学共通テストの受験教科は事前登録制。在学している学校に10月27日までに届く「確認はがき」を見て、出願した内容に誤りがないかを必ず確認しよう。受験科目数などを訂正する場合は、11月４日（消印有効）までに「登録教科等訂正届」を大学入試センターに郵送する必要がある。

出願校選びの準備も今のうちにしておこう！

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