データネット2026 2026年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

問題講評 化学基礎

肥料に利用される物質について、性質や計算問題など広く問われた。難易は昨年並

第1問では、同位体、酸化数、分子の極性、溶解度、電離度など小問集合形式で幅広く出題された。反応の量的関係の問題では、表の実験結果をもとに反応のようすを考える力が求められた。第2問では、肥料を題材に、含まれる元素や物質の性質、物質の含有率の計算問題などが出題された。難易は昨年並。

1.全体概況

大問数・解答数 大問数2は、昨年から変更なし。昨年19個であった解答数は16個に減少した。
出題形式 語句選択問題を中心に出題された。
問題量 昨年並。
難易 昨年並。

2.大問別分析

第1問「物質の構成、物質の変化」 (30点) 

小問集合形式で出題された。問1、2、5、8は「物質の構成」を中心に基本的な知識が問われた。計算問題が多く、問3は鉄の含有率、問7は溶解度曲線を用いた硝酸カリウムの析出量、問9はpHの値から電離度を求める問題であった。問5は物質の溶解と溶液の性質を考える問題であった。問10は表の実験結果をもとに反応の量的関係を正しく読み取ったうえで、塩酸の濃度の範囲を求める必要があり、目新しい問題であった。

第2問「物質の変化」 (20点) 

肥料を題材に主に「物質の変化」から出題された。問1は金属の性質や酸・塩基の強弱について問われた。問2aは化学反応による成分元素の含有率の増減を考える問題で、与えられた反応式からアンモニアの放出に注目すると考えやすい。問2bは2種類の物質を区別する実験操作を考察する問題であった。問3bは与えられたグラフから窒素の質量を読み取り、肥料中の有効成分の含有率を求める計算問題で、題意をうまく読み取れたかどうかがポイントであった。

3.過去5ヵ年の平均点(大学入試センター公表値)

年度 2025 2024 2023 2022 2021
平均点 27.00 27.31 29.42 27.73 24.65

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