名古屋大 大学情報
分析レポート
※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。
入試変更点
学部 | 学科 | 日程 | 変更点 | 2025年度入試 | 2024年度入試 |
---|---|---|---|---|---|
理 | 前 | 募集人員変更 | 215人 | 220人 | |
理 | 前 | 個別国語除外 理科の選択科目変更 |
数+理2+外 | 国+数+理2+外 ※理は物or化のいずれかを含むこと |
|
工 | 化学生命工 | 前 | 募集人員変更 | 85人 | 90人 |
工 | 電気電子情報工 | 前 | 募集人員変更 | 116人 | 106人 |
工 | 機械・航空宇宙工 | 前 | 募集人員変更 | 145人 | 135人 |
医 | 医 | 前 | 募集人員変更 | 86人 | 85人 |
医 | 医 | 前 | 第1段階選抜基準変更 | 950点満点中650点(68%)以上 | 900点満点中600点(67%)以上 |
医 | 医 | 前 | 個別国語除外 配点変更 |
数<600>+理<600>+外<600>+面=総点<1,800> | 国<150>+数<500>+理<500>+外<500>+面=総点<1,650> |
動向分析
※共通テストの出願者数や自己採点集計サービスの集計数増加を加味し、指数105を基準(前年並)として記載。
【前期日程】
・大学全体では、指数116の増加。文理別では、文系は指数118の増加、理系は指数115の増加。
・文学部は、指数118の増加。
・法学部は、2024年度入試まで2年連続で志願者数が減少した反動で、指数124の増加。
・経済学部は、2024年度入試で志願者数が増加した反動はなく、指数119の増加。
・教育学部は、指数105で、105を基準とすると前年並。
・情報学部は、指数113の増加。学科別では、コンピュータ科学科は指数123、人間・社会情報学科は指数116でいずれも増加。一方で、自然情報学科は指数92の減少。
・理学部は、指数143の増加。2025年度入試で募集人員が220人→215人と5人(2.3%)減少したほか、個別試験の科目から国語を除外。
・工学部は、指数108のやや増加。学科別では、マテリアル工学科は指数126、エネルギー理工学科は指数123でいずれも増加、募集人員が135人→145人と10人(7.4%)増加の機械・航空宇宙工学科は指数111、90人→85人と5人(5.6%)減少の化学生命工学科は指数109でいずれもやや増加。環境土木・建築学科は指数104、募集人員が106人→116人と10人(9.4%)増加の電気電子情報工学科は指数103で、105を基準とすると前年並。一方で、物理工学科は指数96の減少。
・医学部医学科は、2025年度入試で第1段階選抜基準を変更したほか、個別試験の科目から国語を除外。2024年度入試まで2年連続で志願者数が増加した反動はなく、指数127の増加。
・医学部保健学科は、2024年度入試での志願者数増加の反動で、指数99のやや減少。専攻別では、看護学専攻は指数124と増加。一方で、作業療法学専攻は指数74、検査技術科学専攻は指数84、放射線技術科学専攻は指数93といずれも減少。理学療法学専攻は指数100で、105を基準とすると、それを下回る。
・農学部は、2024年度入試での志願者数減少の反動で、指数112のやや増加。学科別では、生物環境科学科は指数121、応用生命科学科は指数114でいずれも増加。資源生物科学科は指数105で、105を基準とすると前年並。
【後期日程】
・医学部医学科は、指数108のやや増加。なお、個別試験は面接のみなので、合否は共通テストの成績でほぼ決まる。データネットB判定値得点率は94.7%、第1段階選抜通過ラインは865点(91.1%)との予想。