京都大 大学情報
分析レポート
※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。
入試変更点
学部 | 学科 | 日程 | 変更点 | 2025年度入試 | 2024年度入試 |
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法 | 前 | 個別外国語の配点変更 | 国<150>+歴公<100>+数<150>+外<200>=総点<600> | 国<150>+歴公<100>+数<150>+外<150>=総点<550> | |
法 | 特色 | 後期日程廃止 学校推薦型選抜新規実施 |
特色入試:学校推薦型選抜 募集人員:20人 |
特色入試:後期日程 募集人員:20人 |
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工 | 全学科 | 前 | 共通テスト数学と理科を点数化 配点変更 |
国<25>+歴公<50>+数2<25>+理2<25>+外<50>+情<50>=総点<225> | 国<50>+歴公<100>+数2<※>+理2<※>+外<50>=総点<200> ※数と理は第1段階選抜においてのみ利用する |
薬 | 全学科 | 前 | 共通テスト配点変更 | 国<40>+歴公<40>+数2<40>+理2<40>+外<40>+情<20>=総点<220> | 国<50>+歴公<50>+数2<50>+理2<50>+外<50>=総点<250> |
農 | 全学科 | 前 | 共通テスト配点変更 | 国<70>+歴公<100>+数2<50>+理2<50>+外<50>+情<30>=総点<350> | 国<100>+歴公<100>+数2<50>+理2<50>+外<50>=総点<350> |
動向分析
※共通テストの出願者数や自己採点集計サービスの集計数増加を加味し、指数105を基準(前年並)として記載。
【前期日程】
・大学全体では、指数115の増加。文理別では、文系は指数121の増加、理系は指数112のやや増加。
・文学部は、2024年度入試で4年連続志願者数減少に歯止めがかかり、指数126の増加。
・法学部は、2024年度入試で志願者数が増加したが、さらに指数130の増加。
・経済学部(文系)は、2024年度入試まで2年連続で志願者数が増加した反動はなく、指数117の増加。経済学部(理系)は、指数133の増加。なお、第1段階選抜通過ラインは、経済学部(文系)が1000点満点で775点(77.5%)、経済学部(理系)が900点満点で765点(85.0%)と予想。
・教育学部(文系)は、2024年度入試で志願者数が増加したが、さらに指数117の増加。一方で、教育学部(理系)は、2024年度入試で志願者数が減少したが、指数100で105を基準とすると、それを下回る。なお、第1段階選抜通過ラインは、教育学部(理系)は930満点で680点(73.1%)と予想。
・総合人間学部(文系)は、2024年度入試まで2年連続で志願者数増加の反動は小さく、指数100で105を基準とするとそれを下回る。総合人間学部(理系)は、2024年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数106で105を基準とすると、前年並。共通テスト:個別試験=125点:700点で総合人間学部(文系)以上に個別試験重視配点のため、共通テストで思うように得点できなかった層の流入に要注意。なお、第1段階選抜通過ラインは、総合人間学部(文系)は950点満点で745点(78.4%)、総合人間学部(理系)は950点満点で755点(79.5%)と予想。
・理学部は、2023年度入試、2024年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数120の増加。なお、第1段階選抜通過ラインは、1000点満点で730点(73.0%)と予想。
・工学部は、指数109のやや増加。学科別では、物理工学科は指数118の増加。電気電子工学科は指数117の増加。建築学科は指数110のやや増加。情報学科は、指数106で105を基準とすると、前年並。一方で、地球工学科は、指数101で105を基準とすると、それを下回る。理工化学科は2024年度入試で増加した反動で、指数95の減少。なお、出願の際は第二志望まで学科選択可能なため、データネットB判定値得点率を参考に出願を検討。
・医学部医学科は、指数114の増加。データネットB判定値得点率は94.5%でハイレベルな入試が継続。なお、第1段階選抜通過ラインは、1000点満点で基準点700点より高い760点(76.0%)と予想。
・医学部人間健康科学科は、2024年度入試で志願者数減少の反動で、指数125の増加。なお、第1段階選抜通過ラインは1000点満点で680点(68.0%)と予想。
・薬学部は、2024年度入試まで2年連続で志願者数が減少したが、その反動で指数115の増加。
・農学部は、指数110のやや増加。学科別では、森林科学科は指数122の増加。資源生物科学科は指数116の増加。食品生物科学科は指数114の増加。一方で、地域環境工学科は指数97で減少。食料・環境経済学科は指数98のやや減少。応用生命科学科は指数104で105を基準とするとそれを下回る。なお、出願の際は第六志望まで学科選択可能なため、データネットB判定値得点率や第2回ベネッセ・駿台記述模試のB判定値などを参考に出願を検討。