データネット2025 2025年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

全国 医学部医学科

分析レポート

※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※特に記載がない場合の数値は一般枠の集計を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。

<全体>

※共通テストの出願者数や自己採点集計サービスの集計数増加を加味し、指数105を基準(前年並)として記載。

【前期日程】

・全体では、指数111とやや増加。一般枠と地域枠等別では、一般枠は指数110とやや増加、地域枠等は指数116と増加。

【後期日程】

・全体では、指数114と増加。

<北海道・東北>

■入試変更点

■動向分析

【前期日程】

・北海道・東北地区全体では、指数106で、105を基準とすると、前年並。
・弘前大は、2025年度入試で個別試験の科目を総合問題から数学+外国語に変更。2024年度入試で志願者数が3年連続増加した反動で、指数55と減少。第1段階選抜通過ラインは705点(67.1%)と予想。
・秋田大は、2025年度入試で募集人員が55人→45人と10人(18.2%)減少し、共通テストの英語の配点比率をリーディング:リスニング=4:1→1:1に変更。2024年度入試で志願者数が増加した反動はなく、指数119と増加。第1段階選抜通過ラインは750点(75.0%)と予想。
・福島県立医科大は、2025年度入試で募集人員が地域枠で30人程度→25人程度と5人(16.7%)減少。2024年度入試で志願者数が減少した反動で、一般枠は指数109とやや増加、地域枠は113と増加。第1段階選抜通過ラインは760点(76.0%)と予想。

【後期日程】

・北海道・東北地区全体では、指数118と増加。
・旭川医科大は、2025年度入試で第1段階選抜の基準を5倍→4倍に変更。2024年度入試で志願者数が44%減少した反動はなく、指数94と減少。第1段階選抜通過ラインは835点(83.5%)と予想。

<関東・甲信越>

■入試変更点

■動向分析

【前期日程】

・関東・甲信越地区全体では、指数115と増加。
・筑波大は、2025年度入試で募集人員が全国対象地域枠で10人→5人と5人(50.0%)減少。2024年度入試で志願者数が増加した反動はなく、一般枠は指数111とやや増加、全国対象地域枠は182と増加。一方で、茨城県内対象地域枠は指数70と減少。第1段階選抜通過ラインは790点(79.0%)と予想。
・群馬大は、2025年度入試で募集人員が地域医療枠で6人→8人と2人(33.3%)増加し、第1段階選抜合格者数が一般枠で189人程度→187人程度、地域医療枠で24人程度→32人程度と変更。2024年度入試で志願者数が増加した反動はなく、一般枠で指数110とやや増加、地域医療枠で指数130と増加。第1段階選抜通過ラインは335点(70.5%)と予想。

【後期日程】

・関東・甲信越地区全体では、指数108とやや増加。
・千葉大は、2024年度入試で志願者数が減少した反動はなく、指数88と減少。第1段階選抜通過ラインは415点(87.4%)と予想。
・山梨大は、2024年度入試で志願者数が増加した反動はなく、指数109とやや増加。第1段階選抜通過ラインは840点(84.0%)と予想。

<東海・北陸>

■入試変更点

■動向分析

【前期日程】

・東海・北陸地区全体では、指数117と増加。
・富山大は、2024年度入試で志願者数がほぼ半減した反動で、指数147と増加。第1段階選抜通過ラインは765点(76.5%)と予想。
・岐阜大は、2024年度入試で志願者数が66%減少した反動で、指数119と増加。第1段階選抜通過ラインは765点(80.5%)と予想。
・三重大は、2024年度入試で地域医療枠と合わせて志願者数が増加した反動で、指数78と減少。第1段階選抜通過ラインは460点(70.8%)と予想。
・名古屋市立大は、2025年度入試で第1段階選抜の実施を、共通テストの合計が基準(概ね74%)以上の者のうちから、募集人員の約3倍の合格者とし、基準は2025年1月23日頃に公表するとした。2024年度入試で志願者数が減少した反動で、指数117と増加。第1段階選抜通過ラインは470点(78.3%)と予想。

【後期日程】

・東海・北陸地区全体では、指数118と増加。
・福井大は、2024年度入試で志願者数がほぼ倍増した反動はなく、指数161と増加。第1段階選抜通過ラインは425点(85.0%)と予想。
・三重大は、2024年度入試で志願者数が増加した反動で、指数90と減少。第1段階選抜通過ラインは560点(86.2%)と予想。

<近畿>

■入試変更点


■動向分析

【前期日程】

・近畿地区全体では、指数111とやや増加。
・大阪公立大は、2025年度入試で第1段階選抜の基準を、共通テストの合計が1000点満点中700点以上の者のうちから、募集人員の3倍までとし、募集人員が大阪府指定医療枠5人→2人と3人(60.0%)減少。2024年度入試で大阪府指定医療枠と合わせて志願者数が増加した反動はなく、一般枠は指数120と増加、大阪府指定医療枠は指数100で、105を基準とすると、それを下回る。第1段階選抜通過ラインは740点(74.0%)と予想。
・奈良県立医科大は、2025年度入試で第1段階選抜の基準を、共通テストの合計が900点満点中730点以上の者のうちから、募集人員の15倍までに変更。2024年度入試で志願者数が75%減少した反動で、指数121と増加。第1段階選抜通過ラインは470点(52.2%)と予想。

【後期日程】

・奈良県立医科大は、2024年度入試で志願者数が減少した反動で、指数114と増加。第1段階選抜通過ラインは740点(82.2%)と予想。

<中国・四国>

■入試変更点


■動向分析

【前期日程】

・中国・四国地区全体では、指数105で、105を基準とすると前年並。
・鳥取大は、2025年度入試で募集人員が鳥取県地域枠14人→13人と1人(7.1%)減少。2024年度入試で各県枠と合わせて志願者数が54%減少した反動で、指数153と増加。
・徳島大は、2025年度入試で募集人員が62人→61人と1人(1.6%)減少。2024年度入試で志願者数が25%減少した反動で、指数128と増加。第1段階選抜通過ラインは655点(72.8%)と予想。
・香川大は、2025年度入試で募集人員が70人→67人と3人(4.3%)減少。2024年度入試で地域枠と合わせて志願者数が44%増加した反動で、指数82と減少。第1段階選抜通過ラインは485点(69.3%)と予想。
・愛媛大は、2024年度入試で志願者数が2.3倍以上に増加した反動はなく、指数106で、105を基準とすると前年並。第1段階選抜通過ラインは370点(74.0%)と予想。

【後期日程】

・山口大は、2024年度入試で地域枠と合わせて志願者数が減少した反動で、指数122と増加。第1段階選抜通過ラインは795点(83.7%)と予想。

<九州・沖縄>

■入試変更点


■動向分析

【前期日程】

・九州・沖縄地区全体では、指数111とやや増加。
・佐賀大は、2024年度入試で志願者数が6年連続減少した反動で、指数127と増加。第1段階選抜通過ラインは460点(71.9%)と予想。
・長崎大は、2024年度入試で志願者数が2.1倍以上に増加した反動はなく、指数109とやや増加。第1段階選抜通過ラインは335点(72.0%)と予想。
・宮崎大は、2024年度入試で志願者数が減少した反動はなく、指数99とやや減少。第1段階選抜通過ラインは660点(66.0%)と予想。

【後期日程】

・九州・沖縄地区全体では、指数110とやや増加。
・佐賀大は、2025年度入試で提出書類から課題論文を廃止し、募集人員が10人→4人と6人(60.0%)減少。2024年度入試で志願者数は2023年度入試と同数だったが、指数105で、105を基準とすると、前年並。第1段階選抜通過ラインは540点(84.4%)と予想。
・宮崎大は、2024年度入試で志願者数が60%減少した反動はなく、指数89と減少。第1段階選抜通過ラインは825点(82.5%)と予想。