東北大 大学情報
分析レポート
※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志願者数を100としたときの、今年度の志願者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。
入試変更点
学部 | 学科 | 日程 | 変更点 | 2024年度入試 | 2023年度入試 |
---|---|---|---|---|---|
工 | 機械知能・ 航空工 |
前 | 募集人員変更 | 173人 | 164人 |
工 | 電気情報 物理工 |
前 | 募集人員変更 | 184人 | 170人 |
工 | 建築・ 社会環境工 |
前 | 募集人員変更 | 80人 | 75人 |
医 | 医 | 前 | 第1段階選抜 基準変更 |
約3.5倍 | 約3.0倍 |
動向分析
【前期日程】
・大学全体では、指数107のやや増加。文理別では、文系は指数107、理系は指数107でいずれもやや増加。国際卓越研究大学の唯一の認定候補として選ばれたことから注目を浴びており、データネット段階での志望者数の増加がめだつ。
・文学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数116の増加。
・法学部は、2023年度入試で3年連続志願者数減少の反動はなく、指数91の減少。
・教育学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数103のやや増加。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、575点(63.9%)と予想。
・経済学部(文系)は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数115の増加。経済学部(理系)は、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数121の増加。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、660点(73.3%)と予想。
・理学部は、指数112の増加。系別では、5つの系が全て増加。生物系は指数125、地球科学系は指数123、化学系は指数116、数学系は指数114でいずれも増加。物理系は指数103のやや増加。
・工学部は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数減少の反動はなく、指数101の前年並。学科別では、化学・バイオ工学科は指数114の増加。募集人員が7%増加する建築・社会環境工学科は指数107、材料科学総合学科は指数105で、いずれもやや増加。募集人員が5%増加する機械知能・航空工学科は指数102の前年並。一方で、募集人員が8%増加する電気情報物理工学科は指数93のやや減少。
・農学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数118の増加。
・医学部医学科は、第1段階選抜基準を約3.0倍→約3.5倍に緩和する影響もあり、指数107のやや増加。2018年度入試から6年連続志願者数減少の反動は小さい。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは680点(75.6%)と予想。
・医学部保健学科は、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数112の増加。専攻別では、検査技術科学専攻は指数151の増加、放射線技術科学専攻は指数107のやや増加。看護学専攻は指数100の前年並。
・薬学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動はなく、指数107のやや増加。
・歯学部は、系統への高い人気もあり2023年度入試で志願者数が増加した反動はなく、指数167の増加。
【後期日程】
・大学全体では、指数128の増加。文理別では、文系は指数120、理系は指数132でいずれも増加。
・経済学部(文系)は、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数120の増加。経済学部(理系)は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数減少の反動で、指数134の増加。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、経済学部(文系)は695点(77.2%)、経済学部(理系)は640点(71.1%)と予想。
・理学部は、学部全体では2023年度入試の志願者数減少の反動で、指数132の増加。系別では、地球科学系が指数165、物理系が指数144、数学系が指数127、生物系が指数115、化学系が指数108でいずれも増加。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは755点(83.9%)と予想。