名古屋大 大学情報
分析レポート
※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。
入試変更点
動向分析
【前期日程】
・大学全体では、指数98の前年並。文理別では、文系は指数97やや減少、理系は指数98の前年並。
・文学部は、指数90の減少。
・法学部は、指数94のやや減少。
・経済学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動は小さく、指数105のやや増加。
・教育学部は、指数98の前年並。
・情報学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数88の減少。学科別では、自然情報学科は指数126の増加。一方で、コンピュータ科学科は指数73の減少。人間・社会情報学科は指数99の前年並。
・理学部は、指数99の前年並。
・工学部は、指数99の前年並。学科別では、化学生命工学科は指数118、物理工学科は指数111といずれも増加。電気電子情報工学科は指数106のやや増加。一方で、マテリアル工学科は指数88、機械・航空宇宙工学科は指数89といずも減少。エネルギー理工学科は指数94のやや減少。環境土木・建築学科は指数98の前年並。第2志望学科まで学科選択可能なので、データネットB判定値得点率を参考に検討したい。
・医学部医学科は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数82の減少。
・医学部保健学科は、2023年度入試で3年連続志願者数減少の反動はなく、指数100の前年並。専攻別では、作業療法学専攻は指数112の増加。放射線技術科学専攻は指数107のやや増加。一方で、理学療法学専攻は指数89の減少。検査技術科学専攻は指数99、看護学専攻は指数99といずれも前年並。
・農学部は、指数117の増加。学科別では、資源生物科学科は指数121、応用生命科学科は指数118、生物環境科学科は指数109といずれも増加。第2志望学科まで学科選択可能なので、データネットB判定値得点率を参考に検討したい。
【後期日程】
・募集人員5人の医学部医学科は、2023年度入試で地域枠で実施していた選抜を一般枠での実施に変更したことにより志願者数が増加した反動で指数86の減少。なお、個別試験は面接のみなので、合否は共通テストの結果でほぼ決まる。データネットB判定値得点率は93.9%、第1段階選抜通過ラインは810点(90.0%)との予想だが、いずれも高得点であることに要注意。