神戸大 大学情報
分析レポート
※動向分析の文中の数字は「対前年指数」で、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
※【入試変更点】に記載の試験科目変更及び配点変更は、該当科目のみ記載。
入試変更点
学部 | 学科学科/専攻 | 日程 | 変更点 | 2024年度入試 | 2023年度入試 |
---|---|---|---|---|---|
工 | 応用化 | 前 | 募集人員変更 | 73人 | 85人 |
工 | 応用化 | 後 | 募集人員変更 | 30人 | 13人 |
工 | 応用化 | 前 | 共通テスト配点変更 | 国<50>+歴公<50>+数2<50>+理2<50>+外<50>=総点<250> | 国<125>+歴公<75>+数2<50>+理2<50>+外<75>=総点<375> |
工 | 応用化 | 前 | 共通テスト 理の選択科目変更 |
国+歴公+数2+理2+外 ※理:物+化 |
国+歴公+数2+理2+外 ※理:(物or化or生)→2 |
工 | 応用化 | 前 | 個別配点変更 | 数<200>+理<200>+外<150>=総点<550> | 数<150>+理<150>+外<125>=総点<425> |
工 | 機械工 | 前 | 募集人員変更 | 71人 | 88人 |
工 | 機械工 | 後 | 募集人員変更 | 30人 | 13人 |
医 | 保健/看護学 | 前 | 個別面接追加 | 数+理+外+面 | 数+理+外 |
医 | 保健/看護学 | 前・後 | 合否判定基準追加 | 面接の結果、医療人になる適性に大きく欠けると判断された場合、総合得点にかかわらず不合格となることがある | - |
医 | 保健/ 検査技術科学 |
後 | 合否判定基準追加 | 面接の結果、医療人になる適性に大きく欠けると判断された場合、総合得点にかかわらず不合格となることがある | - |
医 | 保健/ 理学療法学 |
後 | 合否判定基準追加 | 面接の結果、医療人になる適性に大きく欠けると判断された場合、総合得点にかかわらず不合格となることがある | - |
動向分析
【前期日程】
・大学全体では、指数99の前年並。文理別では、文系は指数99、理系は指数100といずれも前年並。
・文学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動は小さく、指数106のやや増加。
・法学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動はなく、指数94のやや減少。
・経済学部は、指数99の前年並。選抜方式別では、総合選抜は指数101、数学選抜は指数99といずれも前年並。一方で、英数選抜は指数78の減少。なお、個別試験で英語、数学、国語を受験すれば、3区分すべての選抜対象となることから、基本的には3教科受験をすることが得策。
・経営学部は、指数103のやや増加。共通テストの高得点者および個別試験の高得点者からそれぞれ募集人員の約30%を優先的に選抜するので、データネットB判定値得点率に届かなかった受験生も個別試験で逆転可能。
・国際人間科学部は、指数90の減少。募集単位別では、環境共生学科(文科系)は指数113の増加。一方で、環境共生学科(理科系)は指数84、発達コミュニティ学科は指数86、グローバル文化学科は指数89といずも減少。子ども教育学科は指数95のやや減少。
・理学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動はなく、指数102の前年並。学科別では、惑星学科は指数113の増加。数学科は指数106のやや増加。化学科は指数102、生物学科は指数100といずれも前年並。一方で、物理学科は指数93のやや減少。
・工学部は、指数102の前年並。学科別では、市民工学科は指数132と30%を上回る増加。募集人員が14%減少する応用化学科は指数118の増加で競争が厳しくなっているので要注意。建築学科は指数103のやや増加。募集人員が19%減少する機械工学科は指数100の前年並だが、むしろ競争は厳しくなっているので要注意。一方で、電気電子工学科は指数85の減少。情報知能工学科は指数93のやや減少。
・医学部医学科は、指数94のやや減少。なお、データネットB判定値得点率は88.9%。2段階選抜の実施も予想されており、第1段階選抜通過ラインは、675点(75.0%)と予想。
・医学部保健学科は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数減少の反動はなく、指数93のやや減少。専攻別では、作業療法学専攻は指数100、看護学専攻は指数98といずれも前年並。一方で、理学療法学専攻は指数86、検査技術科学専攻は指数90といずれも減少。
・農学部は、2023年度入試で志願者数減少の反動は小さく、指数104のやや増加。学科・コース別では、資源生命科学科応用動物学コースは指数129、資源生命科学科応用植物学コースは指数125といずれも20%を上回る増加。生命機能科学科応用生命化学コースも指数109の増加。一方で、生命機能科学応用機能生物学コースは指数69、食料環境システム学科食料生産環境工学コースは指数85、食料環境システム学科食料環境経済学コースは指数86といずれも減少。なお、コースは第6志望まで出願できるので、データネットB判定値得点率等を参考に慎重に志望順位を決定したい。
・海洋政策科学部は、2022年度入試、2023年度入試で志願者数が減少した反動は小さく、指数102の前年並。募集単位別では、文系科目重視型は指数123の増加。一方で、理系科目重視型は指数97のやや減少。
【後期日程】
・大学全体では、指数95のやや減少。文理別では、文系は指数95、理系は指数95といずれもやや減少。
・文学部は、指数94のやや減少。
・法学部は、2023年度入試で志願者数増加の反動で、指数90の減少。
・国際人間科学部は、指数102の前年並。募集単位別では、グローバル文化学科は指数106、子ども教育学科は指数104といずれもやや増加。環境共生学科(文科系)は指数102、環境共生学科(理科系)は指数99といずれも前年並。一方で、発達コミュニティ学科は指数95のやや減少。
・理学部は、指数78の減少。学科別では、5学科全てが減少。数学科は指数67、生物学科は指数70、化学科は指数78、物理学科は指数85、惑星学科は指数87といずれも減少。
・工学部は、指数101の前年並。学科別では、募集人員が67%増加する応用化学科は指数126、募集人員が131%増加する機械工学科は指数110といずれも増加。建築学科も指数108の増加。一方で、情報知能工学科は指数83、市民工学科は指数92、電気電子工学科は指数93といずれも減少。
・医学部保健学科は、指数110の増加。専攻別では、理学療法学専攻は指数136、検査技術科学専攻は指数119といずれも増加。一方で、看護学専攻は指数86の減少。
・農学部は、指数94のやや減少。学科・コース別では、資源生命科学科応用動物学コースは指数137、食料環境システム学科食料環境経済学コースは指数111といずれも増加。一方で、食料環境システム学科生産環境工学コースは指数65、資源生命科学科応用植物学コースは指数80、生命機能科学科応用機能生物学コースは指数89といずれも減少。生命機能科学科応用生命化学コースは指数94のやや減少。
・海洋政策科学部は、理系科目重視型のみの募集だが、2023年度入試で志願者数増加の反動から、指数65の減少。