データネット2021 2021年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

東京工業大 大学情報

大学情報(マナビジョン大学情報)

分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

【入試変更点】
・生命理工学院では、後期日程を廃止する。それにともない、募集人員が一般前期105人から135人に変更となる。
・全学院<前>で、新たに2段階選抜(4倍)を実施する。また、合否判定の方法に変更があり、基準点を設けない(前年度は、センター試験の合計点に基準点を設定)。

【志望動向】
・2019年度入試、2020年度入試と志願者数が2年連続減少した反動はなく、大学全体の志望者数の対前年指数は92の減少となっている。なお、前期日程の出願にあたっては、第3志望の学院まで記入できるので、データネットB判定値得点率や第2回ベネッセ・駿台記述模試のB判定値等を参考に第2志望、第3志望の学院を決定してほしい。

・理学院は、2020年度入試で6つの学院の中で志願者数が唯一増加したが、その反動はなく対前年指数98の前年並となっている。

・工学院は、2020年度入試で志願者数が最も減少(242人)した反動で、対前年指数113の増加となっている。

・物質理工学院は、2020年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数105のやや増加となっている。

・情報理工学院は、2020年度入試で志願者数が減少した反動で、対前年指数108の増加となっている。 2020年度入試の志願倍率は9.1倍で、2021年度入試の第1段階選抜基準(4倍)に置き換えると、志願者の半数以上が第1段階で不合格となるので、第1段階選抜に注意が必要になる。

・環境・社会理工学院は、2020年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数88の減少となっている。

・生命理工学院は、2020年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数125の増加となっている。2年連続でデータネットB判定値得点率が6つの学院の中で最も低く、2020年度入試の合格最低点も最も低くなっており、2021年度入試では後期日程の廃止に伴い前期日程の募集人員が増加するため、第1段階選抜に注意してチャレンジしてほしい。