データネット2021 2021年度 大学入学共通テスト 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

【入試変更点】
・人間科学(人間科学)<前>では、新たに2段階選抜(約2.4倍)を実施する。
・薬(薬)<前>では、個別試験において新たに小論文、面接が課され、数学、理科、英語、小論文50点、面接となる。また、2段階選抜の実施基準に変更があり、約2.5倍(前年度約4倍)となる。

【志望動向】
・大学全体では、対前年指数105のやや増加となっている。文理別では、文系は対前年指数104、理系は105とともにやや増加している。

・文学部は、2020年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数109の増加となっている。

・外国語学部は、学部全体の対前年指数は91の減少となっている。専攻別にみると、志望者数の増加がめだつのはヒンディー語245、トルコ語142などであり、減少がめだつのはモンゴル語15、ビルマ語32、フィリピン語40、ペルシア語45などである。出願にあたっては、募集人員が少ない専攻も多いため、データネット後の志望変更に注意したい。なお、2021年度より「箕面新キャンパス」への移転を予定している。

・法学部は、2020年度入試で志願者数が約27%減少した反動で、対前年指数116の増加
 となっている。学科別では、法学科121、国際公共政策学科108となっている。

・経済学部は、2020年度入試で志願者数が7年ぶりに減少した反動で、対前年指数106のやや増加となっている。

・人間科学部は、2019年度入試、2020年度入試と志願者数が2年連続減少した反動で、対前年指数110の増加となっている。2021年度入試から第1段階選抜基準が新規に設定されるので、データネットの結果を踏まえて出願に注意したい。

・理学部は、対前年指数104のやや増加となっている。学科・コース別では、生物科学科生物科学コース121、生物科学科生命理学コース111の増加、化学科105のやや増加となっている。

・工学部は、2020年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数104のやや増加となっている。学科別では、環境・エネルギー工学科131の増加がめだつ。

・基礎工学部は、対前年指数105のやや増加となっている。学科別では、情報科学科118、化学応用科学科112の増加、電子物理科学科99で前年並、システム科学科97でやや減少となっている。

・医学部医学科は、2020年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数120の増加となっている。

・医学部保健学科は、学科全体では対前年指数104のやや増加となっている。専攻別では、看護学専攻109、検査技術科学専攻109の増加、放射線技術科学専攻92の減少となっている。

・歯学部は、2019年度入試、2020年度入試で志願者数が2年連続で減少した反動で、対前年指数103のやや増加となっている。

・薬学部は、3年連続で志願者数が増加してきた反動はなく、対前年指数107のやや増加となっている。2021年度入試では個別試験での科目増加、第1段階選抜基準の引き上げが予定されているので、競争激化が予想される。