データネット2020 2020年度 大学入試センター試験 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程


・大学全体では、対前年指数95とやや減少。文理別では、文系は対前年指数97と前年並だが、理系は対前年指数94とやや減少。

・文学部は、2019年度入試で志願者数が15%減少した反動で、対前年指数109と増加。

・法学部は、2019年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数96と前年並。

・理系入試が新規実施される経済学部は、文系入試は対前年指数86と減少しているが、理系入試の新規実施に伴い募集人員が185人→155人と16.2%減少するため、競争は前年並と予想される。なお、理系入試の志望者数は58人だった。

・教育学部は、2019年度入試で志願者数が2年連続増加した反動で、対前年指数90と減少。なお、2019年度入試では、文系学部で唯一第1段階選抜が実施された学部なので、注意したい。

・理学部は、対前年指数95とやや減少している。系別では、物理系106が唯一やや増加。減少している系では地球科学系の78がめだっている。また、AO入試の募集人員拡大により、化学系の募集人員が43人→40人と約7.0%減少、物理系の募集人員が75人→72人と4.0%減少する。

・工学部は、対前年指数92と減少。学科別では、材料科学総合学科104が唯一やや増加している。減少している4学科では、建築・社会環境工学科87の減少がめだっているが、2019年度入試では5学科すべてが減少しており、反動の可能性もあるため注意が必要。

・医学部医学科は、対前年指数83と減少している。ただし、募集人員が105人→77人と約26.7%減少するため注意したい。なお、データネットB判定値得点率は91.2%で、第1段階選抜通過ラインは720点(80.0%)と予想している。

・医学部保健学科は、2019年度入試で志願者数が2年連続減少した反動で、対前年指数108と増加している。専攻別では、放射線技術科学専攻が120、看護学専攻が108と増加している。

・歯学部は、2019年度入試で志願者数が4年連続増加した反動で、対前年指数82と減少している。第1段階選抜通過ラインは630点(70.0%)と予想している。

・薬学部は、対前年指数103とやや増加している。データネットB判定値得点率は82.2%となっている。また、募集人員が60人→56人と6.7%減少するため注意したい。

・農学部は、対前年指数83と減少しており、全国的な学部系統の傾向と一致している。

後期日程


・大学全体では、対前年指数94とやや減少しているが、経済学部で新規導入される理系入試を除くと対前年指数88と減少。

・理系入試が新規実施される経済学部は、文系入試は対前年指数76と減少している。なお、理系入試の志望者数は70人だった。データネットB判定値得点率は文系入試、理系入試いずれも93.3%の高得点率となっている。また、第1段階選抜通過ラインは文系入試、理系入試いずれも630点(70.0%)と予想している。

・理学部は、対前年指数95とやや減少。系別では、生物系129の増加、地球科学系80、数学系83の減少がめだつ。