データネット2020 2020年度 大学入試センター試験 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

・大学全体では、対前年指数99の前年並となっている。文理別では、文系は対前年指数95とやや減少だが、理系は対前年指数101と前年並。

・文学部は、2019年度入試で減少した反動はなく、対前年指数94とやや減少している。

・外国語学部は、学部全体の対前年指数は106とやや増加。専攻別にみると、志望者数の増加がめだつのはモンゴル語200、ウルドゥー語186、ハンガリー語178など、減少がめだつのはヒンディー語52、トルコ語57、タイ語62などになっている。出願にあたっては、募集人員が少ない専攻も多いため、データネット後の志望変更にも注意したい。

・法学部は、2019年度入試で志願者数が約3割増加した反動で、対前年指数89と減少している。学科別では、国際公共政策学科は81の減少、法学科が94のやや減少となっている。

・経済学部は、2019年度入試で志願者数が6年連続増加の反動で、対前年指数88と減少。

・人間科学部は、対前年指数94のやや減少だが、高得点層が増加しており注意したい。

・理学部は、対前年指数104とやや増加している。学科・コース別では、数学科127の増加、生物科学科生物科学コース77の減少がめだっている。

・工学部は、2019年度入試で3年連続減少した反動はほとんどなく、対前年指数103のやや増加にとどまっている。学科別では、応用自然科学科113の増加、環境・エネルギー工学科90の減少がめだっている。

・基礎工学部は、対前年指数97の前年並にとどまっている。学科別では、システム科学科が87と唯一減少している。一方で、化学応用科学科は108と増加、電子物理科学は106、情報科学は103とやや増加している。

・医学部医学科は、対前年指数94のやや減少となっている。2020年度入試から第1段階選抜に関する変更があり、センター試験の得点が900点満点中630点以上の志願者のうちから、募集人員の約3倍までを第1段階選抜合格者とするようになる。第1段階選抜通過ラインは690点(76.7%)と予想している。なお、個別試験の配点も600点→1,500点と変更になり、顕著な個別試験重視となる。

・医学部保健学科は、学科全体では対前年指数103とやや増加している。専攻別では放射線技術科学専攻が135と唯一増加。検査技術科学専攻89は減少、看護学専攻97は前年並となっている。

・歯学部は、2019年度入試で志願者数が約3割減少した反動はなく、対前年指数100の前年並となっている。

・薬学部は、薬科学科が募集を停止し、6年制の薬学科のみの募集となって2年目の入試だが、対前年指数103とやや増加している。