データネット2020 2020年度 大学入試センター試験 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

・大学全体では、対前年指数は97の前年並となっている。文理別の対前年指数をみると、文系は101の前年並、理系も96の前年並となっている。

・共創学部は、対前年指数104のやや増加となっている。民間の英語能力試験の成績も利用できるが、センター試験の「英語」は必須。また、出願書類には志望理由書があるので注意が必要。

・文学部は、対前年指数87の減少となっている。

・教育学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数99の前年並となっている。

・法学部は、2019年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数103のやや増加となっている。

・経済学部は、学部全体では対前年指数109の増加となっている。学科別では、経済・経営学科は109、経済工学科は108の増加となっている。

・理学部は、2019年度入試で志願者数が4年連続増加した反動はなく、学部全体の対前年指数は98の前年並となっている。学科別では、物理学科は114、地球惑星科学科は108と増加している一方で、化学科は80の減少となっている。

・医学部医学科は、2019年度入試で志願者数が増加した反動は小さく、対前年指数は95のやや減少となっている。2020年度入試から第1段階選抜実施基準が約4倍→約2.5倍へ変更されることから厳しい競争が予想される。データネットB判定値得点率は91.1%で、第1段階選抜通過ラインは760点(84.4%)と予想している。なお、個別試験では、教科対策に加えて面接の対策も必要。

・歯学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数は104のやや増加となっている。なお、個別試験では、教科対策に加えて面接の対策も必要。

・薬学部は、学部全体では対前年指数106のやや増加となっている。学科別では、創薬科学科は107、臨床薬学科は105のやや増加となっている。

・工学部は、学部全体の対前年指数93のやや減少となっている。学科別では、物質科学工学科は106のやや増加となっている。一方で、電気情報工学科は88、建築学科は91、機械航空工学科は92の減少となっている。

・2020年度入試から学科改組が行われる芸術工学部は、学科一括募集に55人の志望者が集まった。学科一括募集を除く学部全体の対前年指数は87の減少となっている。コース別では、メディアデザインコースが対前年指数133の増加となっている。一方で、インダストリアルデザインコースは65の減少となっている。

後期日程

・大学全体では、対前年指数90の減少となっている。文理別の対前年指数をみると、文系は89、理系は90の減少となっている。

・文学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数は74の減少となっている。

・法学部は、対前年指数87の減少となっている。

・経済学部は、学部全体では対前年指数104のやや増加となっている。学科別では、経済・経営学科、経済工学科はいずれも104のやや増加となっている。

・理学部は、学部全体では対前年指数94のやや減少となっている。学科別にみると、物理学科は103のやや増加となっている一方で、生物学科は75、化学科は91の減少となっている。

・薬学部は、学部全体では対前年指数93のやや減少。学科別では、臨床薬学科は91の減少、創薬科学科は96の前年並となっている。

・工学部は、学部全体では対前年指数89の減少。電気情報工学科は103とやや増加となっている。一方で、エネルギー科学科は79、機械航空工学科は80の減少がめだつ。

・農学部は、対前年指数90の減少となっている。