北海道大 大学情報
分析レポート
※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
前期日程
・大学全体では、対前年指数は95とやや減少となっている。文理別の対前年指数をみると文系は98の前年並、理系は93のやや減少となっている。
・文学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数87の減少となっている。
・法学部は、対前年指数は97の前年並となっている。
・経済学部は、2019年度入試で3年ぶりに志願者数が減少した反動はなく、対前年指数96の前年並となっている。
・教育学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数73の減少となっている。
・総合入試文系は、2019年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数123と増加している。なお、データネットB判定値得点率は81.7%となっており、第1段階選抜通過ラインは195点(65.0%)と予想している。
・医学部医学科は、2019年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数85と減少している。
なお、第1段階選抜通過ラインは210点(70.0%)と予想している。
・医学部保健学科は、対前年指数93とやや減少となっている。専攻別にみると、放射線技術科学専攻は111の増加。一方で、作業療法学専攻は50、理学療法学専攻は85の減少となっている。
・歯学部は、2019年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数109の増加となっている。
なお、AO入試の欠員2人が一般入試の募集人員に加えられ、30人→32人となる。
・水産学部は、対前年指数100と前年並となっている。
なお、AO入試の欠員6人が一般入試の募集人員に加えられ、105人→111人となる。
・獣医学部は、2019年度入試で志願者数が2年連続増加した反動から、対前年指数85と減少している。データネットB判定値得点率は88.3%となっている。
・総合入試理系は、対前年指数94とやや減少している。選抜群別では、化学重点選抜群は109の増加となっている。一方で、物理重点選抜群は84、総合科学選抜群は91、生物重点選抜群は92の減少となっている。
後期日程
・大学全体では、対前年指数90の減少となっている。文理別の対前年指数をみると文系は84の減少、理系は92の減少となっている。
・文学部は、対前年指数89の減少となっている。
・法学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数83の減少となっている。
・経済学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数86の減少となっている。
・教育学部は、対前年指数63の減少となっている。
・理学部全体では、対前年指数92の減少となっている。学科・分野別では、生物科学科高分子機能学専修分野が105のやや増加となっている。一方で、生物科学科生物学専修分野は80、地球惑星科学科は88の減少となっている。
・工学部全体では、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数89の減少となっている。学科別では、4学科すべてが減少しており、特に環境社会工学科77の減少がめだつ。
なお、環境社会工学科は社会基盤学コースのAO入試の欠員4人が一般入試の募集人員に加えられ、49人→53人となる。
・医学部保健学科は、対前年指数88の減少となっている。専攻別では、放射線技術科学専攻75の減少がめだつ。
・歯学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数127の増加となっている。なお、第1段階選抜通過ラインは335点(74.4%)と予想している。
・薬学部は、対前年指数90の減少となっている。
・農学部は、対前年指数94のやや減少となっている。
・水産学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数100の前年並となっている。
・獣医学部は、2019年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数87の減少となっている。データネットB判定値得点率は88.9%と高く、難関であることにかわりはない。第1段階選抜通過ラインは330点(73.3%)と予想している。