一橋大 大学情報
分析レポート
※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。
前期日程
・大学全体では、志望者数の対前年指数は88と減少している。
・学部別では、商学部で志望者数の対前年指数が80と減少しており、2019年度入試で志願者数が4学部中唯一増加した反動により、4学部で最も減少率が大きくなっている。高得点層も減少しており、易化傾向がみられる。
・社会学部の志望者数の対前年指数は90と減少しており、2019年度入試で志願者数が22%減少した反動はみられない。
・経済学部も志望者数の対前年指数は91と減少しており、2019年度入試で志願者数が3年ぶりに減少した反動はみられない。
・法学部の志望者数の対前年指数は93とやや減少しており、2019年度入試で志願者数が2年連続減少した反動は見られない。
・4学部とも2段階選抜の実施が予想されており注意してほしい。第1段階選抜通過ラインは、法学部650点(72.2%)、経済学部640点(71.1%)、商学部635点(70.6%)、社会学部680点(75.6%)と予想している。
後期日程
・経済学部のみの募集だが志望者数の対前年指数は84と減少しており、高得点層の減少もめだっている。なお、2段階選抜の実施が予想されており、第1段階選抜通過ラインは、5教科6・7科目800点満点で710点(88.8%)と高得点であることに注意したい。