データネット2019 2019年度 大学入試センター試験 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

・前期日程では、個別試験の得点のみで合否判定が行われる。ただし、センター試験5教科7科目で「英語(リスニング)」を含む950点満点中600点(「英語」以外の外国語を選択した場合や「英語(リスニング)」免除者については外国語200点を250点に換算する)の基準点に満たない場合は出願できないので、注意してほしい。

・2018年度入試で、3年連続で志願者数が増加した反動から、大学全体の志望者数の対前年指数は97とやや減少している。なお、2019年度入試より、従来の7つの類別募集(第2志望まで認める)から6つの学院別募集(第3志望まで認める)に変更となった。

・データネットにおける(第一志望者数/募集人員)をみると、情報理工学院8.3、理学院4.2、環境・社会理工学院3.8、工学院3.7、物質理工学院2.6、生命理工学院1.6と学院間の人気に大きな差がみられる。

・情報理工学院は、データネットにおける(第一志望者数/募集人員)およびデータネットB判定値得点率(86.8%)が6つの学院の中で最も高く、厳しい入試が予想される。

・生命理工学院は、データネットにおける(第一志望者数/募集人員)が6つの学院の中で最も低く、さらにデータネットB判定値得点率も85.3%と低いことから比較的ねらい目の学院となっている。

・前期日程の出願にあたっては、第3志望まで学院が記入できるので、データネットB判定値得点率やベネッセ・駿台記述模試のB判定偏差値等を参考に第2志望、第3志望の学院を決定してほしい。

後期日程

・後期日程は、生命理工学院のみの募集となる。第1段階選抜はセンター試験5教科7科目で実施され、個別試験は総合問題が出題される。総合問題は、高等学校までに学ぶ理系科目(化学基礎および化学)を中心とした設問により、基礎学力および論理的な思考力が評価される。合否判定は、センター試験が「数学I・A」、「数学II・B」、理科2科目、外国語の3教科5科目の合計250点、個別試験200点の合計450点で行われ、配点はセンター試験重視となっている。

・2018年度入試における第7類との比較では、対前年指数98と前年並となっている。なお、第1段階選抜通過ラインは、950点満点で830点、得点率87.4%の高得点を予想しているので、十分に注意して出願してほしい。