データネット2018 2018年度 大学入試センター試験 自己採点集計

東北大 大学情報

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

・大学全体では、対前年指数106とやや増加しており、指定国立大となったことの効果が表れている。

・文学部は、対前年指数112と増加している。第1段階選抜の基準が5倍→4倍へ変更されるが、ここ数年は志願倍率が3倍未満のため影響は少ないと予想される。

・法学部は、2017年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数111と増加している。

・経済学部は、経済・経営・商学系統への人気から、対前年指数105とやや増加している。

・教育学部は、2017年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数145と増加している。

・理学部は、対前年指数98の前年並となっている。系別では、化学系124の増加、数学系76の減少がめだつ。

・工学部は、対前年指数108と増加している。学科別では、材料科学総合学科を除く4学科が増加。特に電気情報物理工学科が123、化学・バイオ工学科は119といずれも増加。なお、機械知能・航空工学科の募集人員が5人(3.0%)減少する。

・医学部医学科は、2017年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数105とやや増加しており、募集人員が10人(8.3%)減少することから厳しい競争が予想される。なお、データネットB判定値得点率は91.2%で、第1段階選抜通過ラインは735点(81.7%)と予想している。

・医学部保健学科は、対前年指数108と増加している。専攻別では、放射線技術科学専攻が153と増加しており、第1段階選抜通過ラインは610点(67.8%)と予想している。一方で、看護学専攻、検査技術科学専攻はいずれも94とやや減少。なお、看護学専攻は募集人員が4人(7.4%)減少する。

・歯学部は、対前年指数108と増加しており、第1段階選抜通過ラインは625点(69.4%)と予想している。なお、募集人員が6人(14.0%)減少する。

・薬学部は、 対前年指数93とやや減少している。データネットB判定値得点率は83.3%となっている。

・農学部は、対前年指数98の前年並となっている。なお、募集人員が2人(1.8%)減少する。

後期日程

・大学全体では、対前年指数107とやや増加しており、指定国立大となったことの効果が表れている。

・経済学部は、2017年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数135と増加しており、データネットB判定値得点率は90.0%となっている。なお、第1段階選抜通過ラインは650点(72.2%)と予想している。

・理学部は、対前年指数97とやや減少している。系別では、数学系117の増加が目立つ。一方で、生物系75、地球科学系79といずれも減少している。