データネット2018 2018年度 大学入試センター試験 自己採点集計

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分析レポート

※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。

前期日程

・大学全体では、対前年指数は98の前年並となっている。

・文学部は、2017年度入試で志願者数が増加した反動はみられず、対前年指数は102の前年並となっている。

・法学部は、2017年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数は86と減少しているので、競争は緩和することが予想される。

・経済学部は、文系学部の中でも人気の系統であり、対前年指数は115と増加しているため、厳しい競争が予想される。

・教育学部は、2017年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数は92の減少となっている。

・2017年度入試で情報文化学部から改組された情報学部は、学部全体の対前年指数は108の増加。学科別の対前年指数は、2017年度に新設のコンピュータ科学科は144の増加、一方で自然情報学科は95のやや減少、人間・社会情報学科は81の減少となっている。

・理学部は、対前年指数は99の前年並となっている。

・2017年度入試で学科改組が行われた工学部は、学部全体の対前年指数は99の前年並。学科別の対前年指数は、エネルギー理工学科は155、物理工学科は111の増加、化学生命工学科は105のやや増加、環境土木・建築学科、マテリアル工学科、電気電子情報工学科はいずれも98の前年並、機械・航空宇宙工学科は89の減少となっている。

・医学部医学科は、2017年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数は91の減少となっている。出願の目安となるデータネットB判定値得点率は89.4%で、第1段階選抜通過ラインは、720点(80.0%)と予想される。個別試験では教科対策に加えて、面接の対策も必要。

・医学部保健学科は、学科全体の対前年指数は93とやや減少。専攻別の対前年指数は、作業療法学専攻は103とやや増加、看護学専攻は100の前年並、放射線技術科学専攻は96のやや減少、検査技術科学専攻は89、理学療法学専攻は73の減少となっている。

・農学部は、2017年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数は85の減少となっている。

後期日程

・募集人員5人のみの医学部医学科は、2017年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数は56の減少となっている。出願の目安となるデータネットB判定値得点率は90.6%で、第1段階選抜通過ラインは、750点(83.3%)と予想される。また、出願要件が変更になっているので注意が必要。