個別試験出願にむけて
センター試験が終わったら、今度は個別試験です。次の試験にむけて気持ちを切り替えていきましょう。ここでは、個別試験出願にむけてのポイントをまとめています。
ポイント<その1>
全国平均点の変動等を踏まえて、自分のセンター試験の結果を冷静に分析する。
センター試験の全国平均点が変動すれば、各大学の目標点も変動します。目標点 に届いているかどうかは、今年の基準、今年の判定で冷静に分析することが大切です。データネット2018サイトで、今年度のセンター試験の結果や受験生の動向を確認しましょう。
【今年度のセンター試験の特徴】
今年度のセンター試験の5教科平均点は、文系、理系ともに前年並となっています。平均点の変動が少なく、極端な強気・弱気の出願は少ないと考えられるため、事前に想定していた目標点を元に出願を検討しましょう。
センター試験の詳しい情報を確認する。
ポイント<その2>
ひとつひとつ観点を整理しながら出願校を検討する。
出願校を検討する時の観点を以下にまとめています。後悔しないために大事なことは、検討の観点に漏れがないようにすることと、自分の優先順位をはっきりさせることです。ご参考ください。
【出願校検討の観点】
最初に
□自分のセンター試験の得点と志望校の目標点との差を確認し、想定していた通りの出願をするかどうか決める
想定していた出願から変更を検討する場合
□「学部系統」、「地域」、「設置区分(国公立大や私立大、4年制大や短大)」、「その他(保護者の意向等)」について条件を書き出し、優先順位を確認する。
□センター試験と個別試験の配点比率(個別試験での逆転の可能性)を確認する。
□個別試験との相性(得意・不得意科目、入試問題との相性)を確認する。
出願校を決定するにあたって
□大学が課す入試科目を、自分がセンター試験で受験した科目でカバーできているかを確認する。
□2段階選抜が予告されている場合は、2段階選抜の1次通過ライン(予測)を確 認する。
⇒データネット2018サイト内「判定基準>合格可能性判定基準」
□受験費用(受験料や交通費、大学合格後に必要となる費用等)について確認する。
出願校が決まったら
□出願締切日や試験日、合格発表日、入学手続き締切日等の入試スケジュールを整理して確認する。
ポイント<その3>
残された時間を有効に使って、志望大合格を目指す。
出願校が決まったら、あとは合格を目指して努力するのみです。しかし、残された時間は少ないので、時間を有効に使うことを意識しましょう。
【志望大合格を目指して】
□学力は最後まで伸びる。
学力は最後まで伸び続けます。しかし、そのためには気持ちを切らさないことが必要です。センター試験の結果は志望大合格の通過点に過ぎません。個別試験にむけて気持ちを切り替えていきましょう。
□何事も自分で確認しておく。
出願書類の提出締め切り日や試験日、試験時間、試験会場、合格発表日等は、募集要項等を見て自分で確認しておきましょう。「つい」、「うっかり」で自分の努力を無駄にしてしまわないように、何事も自分で確認しておくことが大切です。
□体調管理に気をつける。
残された時間を有効に使うためにも、体調管理に気をつけましょう。体調管理の基本は、規則正しい生活にあります。朝起きる時間、勉強を開始する時間、夜寝る時間の3点を固定することで、生活リズムが生まれます。また、適度に運動することは、受験勉強のストレス解消につながります。
□志望大の過去問を確認する。
志望大の過去問を確認して、出願傾向を把握しておきましょう。