東北大
分析レポート
前期日程
・文学部は、対前年指数106とやや増加しており、募集人員が10人(5%)減少することから厳しい競争が予想される。
・法学部は、対前年指数96とやや減少している。なお、募集人員が2人(1%)減少する。
・経済学部は、経済・経営・商学系統への人気から、対前年指数116と増加している。
・教育学部は、2016年度入試で志願者数が増加した反動から、対前年指数85と減少している。
・理学部は、対前年指数102の前年並となっている。系別では、物理系を除く4つの系が増加し、特に生物系115の増加が目立つ。
・工学部は、対前年指数99の前年並となっている。学科別では、電気情報物理工学科が112と増加。一方で、化学・バイオ工学科は75と減少が目立つ。
・医学部医学科は、2016年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数120と増加し、データネットB判定値得点率は90.4%で、第1段階選抜通過ラインは725点(80.6%)と予想している。
・医学部保健学科は、対前年指数99の前年並となっている。専攻別では、看護学専攻、検査技術科学専攻が115といずれも増加。一方で、放射線技術科学専攻が69と減少している。
・歯学部は、対前年指数124と増加しており、第1段階選抜通過ラインは555点(61.7%)と予想している。
・薬学部は、対前年指数105とやや増加し、データネットB判定値得点率は84.4%となっている。
・農学部は、対前年指数103とやや増加している。なお、募集人員が6人(5%)減少する。
後期日程
・経済学部は、2016年度入試で志願者数が減少した反動は見られず、対前年指数98と前年並で、データネットB判定値得点率は90.0%となっている。なお、第1段階選抜通過ラインは650点(72.2%)と予想している。
・理学部は、対前年指数100の前年並となっている。系別では、地球科学系112の増加が目立つ。一方で、2016年度入試で志願者数が増加した生物系、数学系はいずれも減少している。
※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。