九州大
分析レポート
前期日程
大学全体では、対前年指数103とやや増加となっている。
・文学部は、2016年度入試で志願者数が2年連続減少した反動は小さく、対前年指数106のやや増加となっている。
・法学部は、2016年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数104のやや増加となっている。
・経済学部は、学部全体では対前年指数122と増加。学科別での対前年指数は、経済・経営学科は127の増加、経済工学科は113の増加となっている。
・教育学部は、2016年度入試で志願者数が2年連続増加した反動から、対前年指数88と減少している。
・理学部は、学部全体で対前年指数99の前年並となっている。学科別では、生物学科、数学科はいずれも増加、物理学科、化学科はいずれもやや減少している。なお、化学科は募集人員が5人(12%)増加する。
・工学部は、学部全体で対前年指数106のやや増加となっている。学科別では、建築学科、地球環境工学科、電気情報工学科が増加し、エネルギー科学科の減少が目立つ。
・理科3科目が必要な医学部医学科は、対前年指数104とやや増加となっている。データネットB判定値得点率は90.0%で、第1段階選抜通過ラインは650点(72.2%)と予想される。なお、個別試験の理科では、物理、化学が必須。また、2017年度入試より志望理由書が出願書類に追加になっているため注意が必要である。
・歯学部は、2016年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数141の増加となっている。なお、募集人員が2人(5%)増加する。
・薬学部は、学部全体では2016年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数100の前年並となっている。臨床薬学科は対前年指数105とやや増加、創薬科学科の対前年指数は95とやや減少している。
・農学部は、2016年度入試で志願者数が3年連続減少した反動はなく、対前年指数99の前年並となっている。
後期日程
大学全体では、対前年指数107とやや増加となっている。
・文学部は、2016年度入試で志願者数が減少した反動から、対前年指数121の増加となっている。
・法学部は、2016年度入試で志願者数が増加した反動はなく、対前年指数104とやや増加となっている。
・経済学部は、学部全体では対前年指数126の増加。学科別での対前年指数は、経済・経営学科は141と増加、経済工学科は92と減少している。
・理学部は、学部全体では2016年度入試で志願者数が2年連続減少した反動から、対前年指数122と増加している。
・工学部は、学部全体では対前年指数99の前年並となっている。学科別では、建築学科、電気情報工学科は増加、物質科学工学科、地球環境工学科、機械航空工学科は減少している。
・歯学部は、2016年度入試で志願者数が減少した反動はなく、対前年指数は97とやや減少している。なお、募集人員が2人(40%)減少するため、厳しい入試が予想される。データネットB判定値得点率は88.8%。第1段階選抜通過ラインは、690点(76.7%)と予想される。
・薬学部は、学部全体では対前年指数120と増加。学科別の対前年指数は、創薬科学科は140と増加、臨床薬学科は100と前年並。データネットB判定値得点率は、創薬科学科が88.0%、臨床薬学科が89.0%。
※「対前年指数」とは、データネットにおける前年度の志望者数を100としたときの、今年度の志望者数の割合を示す。