気をつけて欲しいこと
解答する科目と入試科目の入念なチェックを
特に理科は、科目の選択方法に注意が必要です。また、地理歴史・公民や理科(2)で「2科目受験」をする場合、どちらの科目を先に解答するかも出願に大きく影響します。以下にポイントを整理したので、よく読んだ上で試験に臨みましょう。
ポイント1
受験生は事前に申請したA~Dの4パターンのいずれかを受験し、試験当日に科目選択方法を変更することはできない!
*大学入試センター資料
*理科(1)は1科目のみの受験は不可
図1 理科出題科目と選択方法
グループ | 出題科目 | 配点(試験時間) |
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理科(1) |
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2科目100点 |
理科(2) |
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1科目100点 2科目200点 |
科目選択方法 |
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以下4パターンから選択
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ポイント2
地理歴史・公民や理科(2)で1科目のみ課す大学の場合、高得点科目を採用するか第1解答科目を採用するかは大学により異なる! 自分の得意科目を最初に解く科目(第1解答科目)にしよう!
図2 理科(2)で2科目受験した場合の大学の科目採用例
選択科目と結果 | Sさん | Tさん |
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第1解答科目 | 物理・80点 | 化学・50点 |
第2解答科目 | 化学・65点 | 物理・90点 |
大学が採用した科目 | Sさん | Tさん |
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A大学(高得点科目採用) | 物理 | 物理 |
B大学(第1解答科目採用) | 物理 | 化学 |
ポイント3
受験する大学によっては入試科目を制限する場合があるので、出願候補の大学の入試科目は必ず調べよう!
図3 「2単位科目」「4単位科目」
2単位科目 | 4単位科目 | |
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地理歴史 | 「世界史A」「日本史A」「地理A」 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」 | 公民 | 「現代社会」「倫理」「政治・経済」 | 「倫理、政治・経済」 |
理科 | 「物理基礎」「化学基礎」「生物基礎」「地学基礎」 | 「物理」「化学」「生物」「地学」 |